アイシャドウの正しい塗り方講座

ワンポイントアドバイス

しっかり習ったことがない…アイシャドウの塗り方

今は高校年代あたりからお化粧をしてお出かけするという事も多いので、お母さんからお化粧を習ったとか、社会人になる時に化粧品メーカーの人に習ったという経験もないでしょう。
昔は学生の時にお化粧をするという事がなかったので、化粧品メーカーの方に就職前、レクチャーを受けるということが多かったのです。

しっかり習ったことがないから、自己流で行っている、人の真似でメイクできるようになったという人も少なくありませんが、アイシャドウの塗り方がいかにもべったり…という感じで、もっとうまく塗ればきれいなのにと思う女子も多いという事が現実です。

アイシャドウはグラデーションを作って立体感のある印象を持たせることのできる優れたメイク用具ですから、使い方をよく理解して楽しくメイクに利用しましょう。

アイホールの位置の確認

目の周辺、特にアイホールと呼ばれる上まぶたの部分に陰影をつけることによって、目の立体感を出していくのが基本です。
アイホールからはみ出すように塗ったり、狭く塗るなどすると、目のバランスが悪くなりお化粧した意味がないと思うような状態になる事もありますので、まずは自分のアイホールがどこなのか確認します。

眉を真上に軽く引っ張ってみると、眼球と骨の境になっているところがわかりやすくなります。
目頭から目じりに向かってできてくるこのくぼみ部分が、自分のアイホールです。
このキワ部分からアイホールに向かって美しくグラデーションを付けると、日本人の立体感の少ない顔に、少ない立体感などを演出できるようになるのです。

3つの色で簡単にできるアイメイク

アイホール全体に薄く、ハイライトカラーをのせます。
このカラーで目元のくすみなどをなくしきれいなグラデーションを作る基礎となりますので、あくまでも薄くのせていきます。
これによってくすんだ眼元がきれいに輝いてくると思います。

次に、メインのカラーをアイシャドウのチップにのせて目のきわに沿って入れます。
二重の方は二重の幅を塗りつぶすような感じではなく、あくまでも細く二重幅を塗りつぶさないように引くような感覚で塗っていきます。
一重の方は太目に引くとカラーがしっかり見えるようになり立体感も出てきます。
最後にハイライトカラーを入れた部分と、メインカラーの境となる部分にグラデーションをえがくようにして、ミディアムカラーをのせます。

こうしてたった3色のアイシャドウで十分、立体感のある目元を演出することができるのです。
あまり濃く塗らずに、うすく塗って色が足りないかな?と思う時、色を足すようにしていけば、メイクもそれほど難しくないんです。