知ってた?セロトニンが増えると肌も若返る!?

ヨガ

腰が曲がる、これは避けたい

小さい頃腰が曲がったおばあちゃんをみてどうして曲っているんだろう?怪我でもしたのかな?なんて思ったことがある方も多いのではないかと思いますが、老化すると腰が曲がる方はとても多いです。
特に現代は運動をするという事が極端に少なくなっているため、背中の筋肉が弱くなり腰が曲がるなどの問題を贔屓起こすことが多くなっています。

背筋が伸びていると80歳のおじいちゃんでも若々しく見えますし、背中が曲がっていると50代の方でもひどく老化しているように見えます。
背筋をしっかり伸ばして年齢を重ねていくという事が出来るように、腰が曲がる要因などを理解しておきましょう。

セロトニンと抗重力筋

背中がピンと伸びた姿勢を保つためには、抗重力筋という筋肉が大切です。
抗重力筋というのは脊柱起立筋、腹直筋、大臀筋、腸腰筋、大腿四頭筋、ヒラメ菌の事です。
実は顔にも抗重力筋があり、顔の眼輪筋や法骨筋などが抗重力筋です。
この抗重力筋がしっかり整っていて力を発揮する事が出来る状態であれば、背中が曲がるという事も起りにくくなりますが、黄重力筋を増強するために必要な成分がセロトニンです。

セロトニンという成分は精神安定の作用がある脳内物質という事でも知られているのですが、抗重力筋を強くたくましくするという効果も持っています。
ただこのセロトニンという成分は、体内から年齢と共に減少していく成分で、この成分が少なくなってくると抗重力筋が弱くなって、背中が丸まり、腰が曲がるなどの問題が出てくるのです。

セロトニンを増加させるには?

では若々しく暮らしていくために、セロトニンを増強させるために何が必要なのかというと、セロトニンの原料となるのがアミノ酸です。
トリプトファンと呼ばれるアミノ酸で、大豆、卵、チーズ、赤魚、バナナなどに多く含まれています。
納豆、豆腐などもトリプトファンが豊富な食べ物です。

こうした食べ物を毎日の食事の中にうまく取り入れていくことで、体内のセロトニンの数を多くすることができます。
またこうした食材の摂取のほかにも、リズム運動を行う事でセロトニンがふえるという事がわかっています。

リズム運動は、例えばヨガ、ウォーキング、太極拳などの有酸素運動の事です。
このようなリズム運動を少なくとも30分間継続して行う事で、脳の前頭前野という部分の血液の流れがよくなり、集中力が高くなることがわかっていますし、セロトニンが増加するという事もわかっています。

またこのセロトニンという成分は夜になるとメラトニンという成分に変換され、深い眠りにつくようにしてくれると同時に、抗酸化物質に変化します。
という事は、アンチエイジング世代にとって必要不可欠な成分という事もいえるのです。

セロトニンは朝日を浴びることで増えますので、早寝早起きを心がけましょう。
早寝が苦手という人は、まずは早起きに挑戦して、朝日の光を浴びるようにしてください。
朝日を浴びた後は、二度寝しても構いません。
セロトニンが分泌されて目が覚めてきますので、自然に起きられるようになるはずです。
夜寝る前に体が冷えて眠れないという方には、寝具の見直しをおすすめします。